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嘘と真実:交通事故による身体へのダメージ

私と上部頸椎カイロプラクティックの出会いは、15年以上前になります。それはハワイからカリフォルニアに引っ越してすぐのことでした。

信号が青に変わって車をスタートさせようとしたその時、後ろにとまっていた車が、私の車に『こつん』とぶつかってしまったのです。

それはまったく大きな衝撃ではありませんでした。ぶつかった車のスピードも8km/h以下でした。

が、その日から私の体調は目に見えて悪くなりました。むち打ちの症状が現れると共に、身体が疲れやすくなったり、2ヶ月後には人生初のぎっくり腰を経験してしまいました。

そして、この『事故による首への影響が身体全体の問題を引き起こしているはず!』と思った私が見つけたのが、上部頸椎カイロでした。

長年定期チェックアップに来てくださってる患者さんの中にも、最近、交通事故に遭われた方が何人かいます。私と同じく、事故としてはかなりマイナーなのに、むち打ちの症状から始まり、様々な身体の不調を訴えられていました。

そこで今回は・・・

交通事故による身体へのダメージ:

その嘘と真実 

と題して『多くの方が大丈夫と思っていることが、実は大丈夫ではないんだよ』ということを、幾つかご紹介したいと思います。

【嘘】

  • 遅い速度による交通事故では、身体はダメージを受けない。

  • 交通事故による身体へのダメージは何もしなくても治る。

  • 医学的診断(X-ray, MRI, CTなど)に問題が無ければ、身体へのダメージは無い。

  • 車のダメージが大きければ大きいほど、身体へのダメージも大きい。

【真実】

  • 交通事故による身体へのダメージは10~15km/h以下でも十分起こる。

  • 交通事故による身体へのダメージは時間が経つごとに悪くなる。適切な治療を受けない場合ダメージは時間が経つと慢性化する。

  • 交通事故による身体へのダメージの多くは、医学的診断(X-ray, MRI, CTなど)として現れない。

  • 車のダメージと身体へのダメージは常にイコールではない。

交通事故の真実、ぜひ覚えておいてくださいね。

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