カリフォルニア・サイエンスセンターで１０年以上ぶりにBody Worldのエキシビションが始まりました。というわけで、本日展示を見に行ってきました！
Body World の展示に関しては様々な理由で賛否両論がありますが・・・身体の仕組みを改めて学べるとても良い展示になっていました。
エキシビションには、看護学校の学生さんや、日本の学生さんたち（修学旅行かな？）が来ていました。
また小学校低学年くらいのお子さんが親御さんと一緒に来て、親御さんから説明を受けている姿や、同じく小学校低学年の子供たちが学校の授業の一環として先生と来ていて、展示物を見ながら既に学んでいた臓器の名前を当てたりしている姿を見かけました。
それぞれ目的は違いながらも、とても興味深く真剣に展示物を見ている姿が印象に残りました。
上部頸椎カイロプラクターの私としてはやはり身体の中で最も大切な神経系が特に気になりました。こちらの写真は脳からスタートし身体全体に張り巡らされた神経系です。この神経が筋肉や臓器へと繋がることで、その筋肉や臓器は動くことができるのです。この写真を見て分かるように大切なことは、筋肉や臓器など身体を機能させる神経の大元は脳（大脳・小脳・脳幹）から始まっているということ。そしてその脳からの情報は一番上の首の骨を必ず通って身体全体に流れていくということなのです。
その他には丸まった背骨や消化器官のつながりがよくわかるものなど多くの作品（？）が展示されていました。
一つ一つじっくり見ていった結果、全ての展示物を見終わった時に
は、２時間１５分も過ぎていました。が、本当に充実した展示内容でした。
先日参加したセミナーで学んだことがあります。
“If we know where we came from, we may better know where to go. If we know who we came from, we may better understand who we are.” -Anonymous
“If you don't know history, then you don't know anything. You are a leaf that doesn't know it is part of a tree. ” -Michael Crichton
簡単に言えば、物事のルーツ・背景・歴史を知ることでその物事をさらに理解することができるという事です。これは健康に関しても言えることです。
健康な身体とはどんな状態のことを言うのか、正しくこたえられる人はいるでしょうか？
健康な身体とは何なのかよく知るためには、私たち自身の身体がどのように機能しているのか、どのように繋がっているのか、どのような特徴を持っているのか、人体の解剖学を学ぶ必要があるのです。逆にそれらを知ることで、健康な状態の身体がどういったものかを正しく知ることができるのです。
風邪を引かないことと健康な身体はイコールではありません。風邪を引いたときに咳をして身体に入った菌を出すことができる。熱を出して身体に入った菌を殺すことができる。そういった自己防衛機能が正しく働いている状態が本当の健康な身体の状態なのです。
健康な身体になりたいと本気で思っている方、簡単なものからでいいので人体の仕組みを学んでください！そこに健康な身体になるための答えがあります。そしてこのBody World: Pulse も身体の仕組みを知る手助けをしてくれるエキシビションですので、興味がわいた方は是非行ってみてくださいね。
で、せっかくここまで来たので、Body World だけでなく、Endeavour の展示も見てきました！
今回はすごく欲しかった、Endeavour がカリフォルニア・サイエンスセンターに来るまでの道程を撮影したＤＶＤが売っていたので購入しました～
