top of page

着物を着るとよくわかる、身体の歪み

身体のゆがみを説明する前に・・・

  オレンジカウンティの日系雑誌「Sweet Orange 」の5月号でも書きましたが、4月28日にアーバインの図書館でミニ着物ショーが開催されました。当オフィスで日曜日に着付けを教えてくださっている「大川敏子先生」の着物ショーで、私もお手伝い兼モデルとして参加させていただきました。

私はデニム生地の着物での参加となりました。『京都きもの京小町』さんが4月の半ばにガーディナで着物の展示即売会を開催され、そこで購入した着物になります。

  このデニム生地の着物の良さは、なんといっても気楽に着れるということに尽きると思います。

汗をかいても汚しても、洗濯機で丸洗いできるので洋服を着る感覚で着物が着られます。実際ショーが終わった後、洗濯機にほおりこんで丸洗いしました。

  また、素材がデニムなので、女性用の帯を女性らしく締めても、男性用の帯を腰で締めても違和感無く似合う利点があります。こちらの写真では、女性用の帯を締めていますが、ショーの間は男性用の帯を使用していました。加えて無地なので小物類がとても合わせやすく本当にお勧めです!!

  現在オフィスでは作務衣を着て仕事をしているのですが、そのうち着物も仕事着として活用しようと思案中です。

  さて、前置きがかな~り長くなってしまいましたが・・・

実は着物を着ると身体の歪みがとても分かりやすく見えてきます。

  着物は洋服と違い、直線で作られています。それをカーブのある身体に合わせて着せるため、どうしても着物の下に補正が必要となってきます。

  しかし、胸やおなか周りの補正はできても、左右の肩の高さの違いや、背骨の横側への湾曲、猫背、腰骨の高さの違いなどは補正のしようがありません。このような身体の歪みは着付けの際、着物背部の正中線が合わない、襟の合わせがずれる、着付けている最中に着崩れるなどの結果をもたらします。そして当然ながら、いくらきれいに着付けても、もともとの姿勢の悪さが、着崩れやすさを引き起こしてしまうのです。

  この問題は着物だけではなく、洋服でもいえることです。片方の肩紐だけがいつもずれるなどの経験をしたことはないでしょうか?

そんな着物をきて分かるほどの身体の歪みの大元の原因は、上部頚椎のズレにあることが多いのです。(自然が作りあげた人間の身体は、もちろん左右対称にはできていません。しかしその左右の差は着崩れを起こすほど大きくはありません。)

  上部頚椎カイロ治療は上部頚椎の中を通る神経の圧迫を取ることが目的です。しかし、上部頚椎を整えると2次的な効果として姿勢が改善し始めます。骨格の変化に関しては、当サイトの改善例をご覧ください。

というわけで・・・着付けを学びながら、綺麗な姿勢を取り戻しませんか?日曜日にはこころカイロのオフィス内で、敏子先生の着付けクラスもオープンしていますので、皆様ぜひいらしてくださいね。

bottom of page